5月10日〜12日(川越少年刑務所で一番嫌な担当 矢口)

5月10日

今日は特に失敗はなかったが、2工(性犯罪者が100%集まる工場)の中西(真面目ぶって刑務官絶対のタイプ)が2工の部屋を見るな、とか言ってきた。

なんか2工の人間がぐちぐち言ってるらしい。

本当にかったるい刑務所だよ。

ストレスばかり溜まります。

5月11日

今日で配食を降りることになりました。

理由はミスがあったことと2工の雑居で私が見てるって中西が言ってきたこと。

担当の矢口も、いちいち他工場の言ってることだけ信じるのなら、だったら最初から出さないで欲しかった。舎房配食に出たくもなかったし!

本当にくだらない、小さなことで変えてきて私の意見に耳すら向けてくれない。

しかもこのままでは他施設でもシャバでも一緒でこうなるよって言われた。

私をピンポイントで狙いつけ注意してくる。

「別に工場を出て行っても訓練に行かなくても処遇上のいればいい」と言ってきた。本当に俺のことが嫌いらしいです。完全に懲罰にさせようと狙っているよね〜!川越は恐ろしいよ!!

俺が、達年まで懲罰に上げられるか、達年するかが、担当の矢口との勝負だな〜!!すこしでもアラを出したらやばいな!!

ラスト配食を終えて、12工場でお世話になった松本のオヤジにお世話になりまくっていました。

1番好きでした、と伝えた。

あとは大人しく最後まで生活していこうと思います。

それにしても今回配食を降ろされたのは納得いかないです、他工場の意見と長谷川のチンコロの話だけ聞き俺の話は全部切り捨てられいろいろ配食がキレイとか褒められてたのについていけないよ、こんなんじゃ。

あとお前は人に物を言える立場じゃないと言われ、逆に言われる立場だからとか言われた。

人に立場とかあるの?受刑者同士は平等なんだよね。

本当に不満。谷口とかいう刑務官は、人間として最悪です。

不正とかで自分達の飯だけ多くすることが1番嫌いだし、。

仲のいい人間同士を配食に出すのも嫌い。

言われたことを素直に聞けないのも嫌い。

嫌いなことだらけじゃん。

あんたには、ついていけないね!!

早く達年移送させてください!!

 

5月12日

今は馳星周先生の「長恨歌」を読んでいる。

小説を読んでいるときは工場でのストレスや思考がストップされ本に集中できもやもやはなくなることに改めて気がついた。

独居の生活では同じことの繰り返しげ悪い方向へ思考が進んでしまう。

昨日の配食をやめた内容やオヤジと話をしたことなどです。

そんな時は本を読むことにした。

 

 

 

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