平成22年9月4〜15日 更生日記 (社会の裏の黒い部分!!人の黒さ イジメ 逃げ)

9月4日

今年の夏は過去にないほどの異常な気象でした。

特別な措置としては凍らしたペットボトルが出たり、扇風機のつけっぱなし(普段は時間厳守)など数々の待遇がありました。

今の私の生活は工場でも舎房でも色々な人にお世話になっております。

工場では野田さん以外は善通に話をしたりいい感じです。

長澤(ヤンチャ軍団のボス)が問題児で色々やんちゃな感じです。佐藤(パシリ)に空気が入り、鉄砲玉のように足の引っ張り合いをしています。私と矢野くん(若い好青年)が、関わらないように見物している感じです。

工場が派閥的なものが出てきます。きっと先日の、前田と他施設の訓練生の言い合いも、その延長からではないでしょうか!?

9月11日

鈴木さんが、目を開けて眠っていたのを見て笑ったら、皆にいきなり怒り出して私には変な態度でした。

あまりいい気持ちではないですが、そりゃ〜目が相手寝てたら笑うでしょ!!他施設から来た訓練生で若い受刑者の中でおじさんって感じです。

この人は完全に自分よりの考え(自己中)なので下手に話をしますと嫌な気持ちになります。

今週1週間は同期の伊藤さんが泣き(工場を自分から出ていった)により調査になりおそらく訓練がパーになりました。きっとヤンチャ仲間内のトラブルではないでしょうか!?気に入らない事があると、すぐに文句を言いに行くタイプなので、皆、危なっかしくて一線置いていたからな〜!!何か考えたことでもあるのだと思います。

訓練の方も応用実習になり班が道脇さん、鈴木、私の3人になりました。他施設の落ち着いたメンバーと一緒になってよかったです。

内田さん(整備生産の先輩)がボスです!

 

9月12日

昼前に名古屋中京彫辰一門の小林さんと話をしました。

自分史について書き方を教えていただきました。

昨日は名古屋の彫師、なおきさん、ひろさんの話を聞かせて頂きリスペクトしている方とおっしゃっていました。

私はこの小林さんに全身の彫りを依頼しました。

胸には社長を入れ背中は神を入れるように頼み真剣に話を聞き考えてくださいました。

類の話をしました、おそらく次の類の発表の際には小林さんは1類になると思います。

我慢の結果が1類です。

本当に色々なこと(欲望等)がやりたいが、我慢により手にすることができる!とおっしゃていました。

色々学ぶことができました。

 

9月15日

工場生活は、昼運動中に小林さんや熊倉さんとストイックに腕立てを攻めています!

前日、長澤さんと森さんが調査になりました。佐藤(ヤンチャ軍団のパシリ)に対して、他の訓練生をハメで調査に行かせようと命令して、物のような使い方をして、ついに佐藤さんがオヤジのところに全てを話しに行きました。

伊藤さんも、川越独特のハメが嫌になって、泣きを入れてしまいました。

後で聞いた話ですが、長澤と森は、私のロッカーに自動車洗車で出てきたガムを入れたみたいで心が痛くなりました。佐藤がパシられて入れたみたいですが、派閥に入らにと言い続け、シカトをしていて、全く言うことを聞かない私に仕掛けてきました。入れたの全く知らなかった笑。

実際に、工場担当の山北のオヤジの耳には、入っていたようですが、御園生はそんなことはしないと言ってくれたみたいで、なんとか難は超えました。川越少年刑務所では、自分の立場が偉くなりたいからこそ、他の受刑者をハメて楽しむという、まさにあってはならないことが、普通に起こります。

しかし自分に返ってくる。きっと社会でも「良いことをすれば良いことが、悪いことをすれば悪いことが返ってくるのではないでしょうか!?」

 

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