2015年2月4日〜(炊場工場最後の日 釈前工場へ)

2月4日 工場最後の日

今日で炊場工場で最後の作業になりました。ついに釈前工場に行きます。

この懲役7年6月は、俺にとって本当に早かった。それは、1日1日を全力でやってきた結果であり後悔は1つもありません!!

しっかりやり通すことを決めて、ついにここまで来ました。出所の実感は、ありませんが、、、。

工場の皆んなには、感謝しています。

小倉のオヤジには、コッソリお礼を言いました。伝えられない担当の、心を察しました。

喜連川社会復帰促進センター!炊場工場!!感謝しております。

2月5日 釈前工場 編入

朝、優良単独室の5ねいと別れを告げた。みんなと握手して、互いの再犯をしないことを誓った!!

そして。釈前工場に編入された。

「平成27年2月18日 水曜日 午前9:00に釈放する告知雨を受けた。」

2月6日 あと12日

ハローワークの講義を受けました。釈前工場は15名いて知らない人ばかりです。部屋は、1番東側の部屋になり、母の話ですと1番出世する部屋だと伝えられて、頑張ろうと感じました。

2月9日 あと9日

 

仮釈放について

出所者の27%が帰る場所がある。満期出所の44%は帰る場所がない。

仮釈放は初犯の73%がもらえる。 再犯になると27%が仮釈放をもらえる。

仮釈放者の再犯率 5年から10年 満期出所より20%低い

仮釈放の取り消しについて

一般遵守事項と特別遵守事項を必ず守る

再び罪を犯し罰金以上の刑を受ける(交通違反も含む)

遵守事項違反 (不良措置)

 

2月11日 木曜日 あと7日

気がつくとどんどん出所が近づいてくる。この日を目指して生きてきた7年間が終わりをむかえる。

この時間は、小学生が入学して中学生2年になると思うと長さがわかるだろう!しかし確実にあと1週間でその日がくる。

終わりではなく始まりの日だ!!

 

人の終わり!!

この釈前工場には、すごい人がいました。

それは、2区からきた受刑者ですが、覚醒剤と酒を乱用して肝臓を壊してしまいました。

話し方は、ゆっくりと話します。きっと脳まで障害を負ってしまったのだと思う。

釈然工場の途中に、夜中に私が起きると、廊下中が異臭で漂っていました。

扉が開いている、その部屋を除くと、居室内で糞とゲロを撒き散らしていました。すぐに担当に報告したところ病院に連れて行かれました。そしてその日から、釈前工場から彼はいなくなりました。

このまま、酒や薬を続けていれば、間違いなく自分がなってしまう。きっと、選択を間違えた場合の、私の未来の姿なのかもしれない!!

 

 

 

 

 

 

 

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