2012年10月15日(その日は突然に訪れた)

10月15日

今日は担当の矢口がきて明後日に領置調べがあり、次の日に移送になることが決まりました。

最後にオヤジと話し合いました。

オヤジの話ですと俺を衛生にして助かった面もある、俺の治すべきところを伝えてきてくれて相手の言い訳を聞き入れてその上で行動すると言っていた。

刑務所では担当に狙われるほど、生きにくい場所はない!!と言われますが、前期で工場を回していた人間を懲罰に送ることは、川越少年刑務所でよくあることで、新しい担当が自分の立ち位置を作るために、古参者を吊るし上げられた。

そんな状態でひたすら耐え抜いて、ただ辛抱で調査・懲罰に行かず今があるのは、担当の矢口に勝ったと自信を持って言えます。

担当から最後に「お前のことを考え続けた期間だった」と言われたのは、どんな意味だったんだろう!!

 

川越少年刑務所に来て4年を振り返り。

センター分類工場(矢口先生)12工場に1年半(松本先生)9工場に2年半(山北先生、矢口先生)になります。

どこも人間関係は良好だったかというとトラブルばかりでした。

そんな中でも仲良くなる人も何人かいて絆を深めることもできました。

全員とかうまくいかなかったは別として信頼できる人は何人もできたかな?

川越は行くもんじゃない!!と誰もが口を揃えて言いますが、素直に行ってはならない場所だ。

しかしこの環境で、自分が成長できたこと!上には、伸びれなかったが絶対に諦めないという根っこが伸びたこと、色々な先生方・受刑者には、感謝してます。

444,618,461,767,2021,521,408、960、860、1234番。

みんなありがとう。

夏はプール、ソフト、盆踊り、アイス。

秋は体育祭、人力舎プロジェクト。

冬は走り込み、正月、凍傷、クリスマス。

春は体育祭、人員の入れ替え。などなど

7−1−17。

おすすめの記事