平成23年3月2日〜11日 更生日記(やり続ければ 必ず乗り越えられる 川越少年刑務所)

3月2日

工場内の筋トレで腕を鍛えた。

360回やった後に耐えを1分やり50回やった。

今日は安定した1日だった。

山北のオヤジも変わるようで月曜からと言いに来た先生がいました。

 

3月7日

昨日は佐藤さんと2人で話をしました。

先日の配食中に服部先生が7−2に来たときに髪型の話になりました。

佐藤さんがAガリで私はCガリでした。

冗談のつもりで懲役はCガリじゃないと!と言ったところ佐藤さんからしたらずけ取りに見えたようです。

それを怒ってはないけど私に言ってきた。

その前に顔におかずがついていることを山北のオヤジに言われたり、工場での立場を配食中に言われたり漢字間違い言われたりして、私は我慢しているのにジョーダンを言ったのにこんなことになった。

これからはジョーダンを言わずに真剣な話しかしないと思いました。

1年間、無学の自分が、大学卒業した人がいる中で、自動車整備3級を教えてきましたが、字とか間違えるし、言葉も分からないことだらけ、イッパシになるって事は、学ぶ必要があるのだと思った。そんな自分でも、苦しくても逃げなければ、必ずやり遂げられる。

まだまだ受刑生活は長く苦しいことも沢山あるが、絶対に逃げずに立ち向かおうと思う。

3月8日

久しぶりの外運動でした。

外周を7周くらいやりその後はリレーを行った。

帰りに山北のオヤジが部屋まで来て話を聞いたところ佐藤さんが服部先生のことを山北のオヤジに話をしたいと言ってきたそうです。

オヤジは私に全部言えと言ったらしく、佐藤さんは言ってきたようです。

その後は私が「変える気がない」って言ったことをオヤジに佐藤さんが言ったらしく信頼関係は全く壊れてしまった。

これからも付き合っていくことを考えると思い気分になります。

次の期は佐藤さんが計算になりますがどれだけがっちりなのか、見ものです。

3月9日

今日で2年間私の担当だった山北が変わることになりました。

本当に文句ばかりで嫌でした。

あれしろ、これしろ、苦しいばかりでしたが変わるとなると少し寂しいきもします。

日々細かいところを注意されてて私がやったこと以外も注意されていました。

最後の一言は「お前が引っ張っていくんだぞ」でした。

色紙を渡して喜んでいました。

次の担当は分類センター2工でお世話になった谷口先生です。

上がらないようにしなくてはいけません。

気合いが入ってちょうどいいかもしれません。

 

3月11日

今の9工場のおいて先日佐藤さんが「今の御園生さんの状況は本当にやばいですよ」と、言ってきた。

人に尊敬をされてない、陰口を言われている、指導補助のすがたではない、と言ってきた。

私はその時の尊敬なんて別にいらない、陰口なんて別に気にしない、やるべきことをやっているだけ、と返しました。

確かに佐藤の意見は間違ってはいないが受け入れられないところもありました。

しかし何日かオヤジの言葉やその後の佐藤さんの言葉を聞き思ったことは、その中からプラスの面を取り入れるべきだと思った。

言葉遣いに気をつける。

オヤジへのずけドリをなくす。

人の話を聞き1日は考えることが成長へ、、など。

逆に「AガリからCガリにしてずけどり」などは自分の中に取り入れる必要はなく聞き流せと思った。

佐藤さんは俺のために言ってくれた。

それは大切にしなくてはならない人だと思った。

 

 

おすすめの記事