平成23年9月1日〜25日(何かをやれば 摩擦が起きる!やらなければ何も変わらない!!)

9月1日

明日は台風が来そうな今日この頃ですが午後1番に祖母と公美が面会に来てくれました。立ち合いの先生は元気のいい先生です、名前は不明。

今年の夏も祖母は海にバイトに言ってたようで真っ黒でした。

公美は大人の女性になり見ていると可愛かった!

父がいないせいか2人とも笑い顔を見せていました。

今の俺の仕事のことを説明したらきもいって言われた。

でも家族が顔を出してくれるのは嬉しく思います。

 

9月4日

久しぶりの2連休ですが2週連続の5日就業だったので疲れとストレスが少しずつ溜まってきてるのを感じます。

今週はペラが多いってことで不正交談の取り締まり月間を実行しましたが、やっぱり自分の首を閉めることになりました。

自分で山北のオヤジに、言った以上はしっかりやっていきたいと思いますが何をやっても注意、あーしろ、こーしろ、と言われます。

受刑者という立場があり、苦しむことが刑罰だと思いますが、気持ちが折れてしまいそうになります。

朝昼夜、時間があれば自分の悪いところを考えてしまいます。今までの自分を一回ぶっ壊さなくては、また社会に戻り同じことを繰り返してしまいそうです。

自分が、日本一厳しい川越少年刑務所で生活して行くと決めた!!ただただ、私が見ている訓練生が絶対に合格すること!その目標に向かい一歩も引かない、嫌われても構わない、工場の上になる!

この1ヶ月でやり遂げる!

 

9月7日

磯部と私の間に距離できた。

工場で怪我が続出していて、担当が工場を引き締めるってことで、私が一歩だけ前に出て「今までよりまとまっていこう」と話をしたところ、さらに古参者の磯部(ネチネチ女子タイプ)とシルバ(我の強いブラジル)が、足をひっぱってきた。

協力して、まとまれば良いのに、古参者だからこそ、面白くなかったんだか、アラ探しをされました。

「部屋がダメだ」、「前の9工にの戻すのだ」、「舎房入りをミスるな」とか言って完全にひっつきでした。

休憩中には椅子を使うな!とか言ってきたのでこっちも怒ってやりました。

今後トラブルもあると思いますが上等です。

しかし親父には褒められた。

社会でもそうだと思うが、作業場で怪我や事故が続いたら、作業者同士で問題点を修正するのが普通だと思うが、時間と暇をもて余す、受刑者たちはストレスを抱えている為、問題を違う問題へと変えていき、まとまらずトラブルを起こそうとする。

目立ち過ぎるということは、良い事ではないが、何かを変えるときには、覚悟しなくてはならないのではないでしょうか!?今後の人生でも、自分から池に石を投げた時に起こる、水波の原点になりたい!!!

 

9月25日

仲間の手紙、この先に心強く自信になる。

金曜日に森田から手紙が届きました、俺のことを兄弟だと思っていると書いてありましたが、読んでいて嬉しくなりました。

今は刑務所の人間としか関わることはないですがシャバには仲間がいる。

リュウジは懲役6年1ヶ月になったようです。

先日手紙を送ったのですがアカ落ちされてしまい、もう手紙はできないとのことです。

工場ではこの1ヶ月に今までにないくらい嫌な月だったから成長ができたのかな?

 

 

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