12月1日〜15日 (大人の犯罪者が結局集まっている工場)

12月1日 雪

今日は、工場内の電気の停電があり朝5:30から仕事をして9:30〜11:30まで舎房で生活して、工場で各工場に食事を運んでホットドックを食べて終了した。

栃木県ということ雪が降り速攻で積もった。

本当に寒い1日だったが、工場で働いているとすぐに暖かくなります。

もはや懲役じゃないよね!?いやきっと川越少年刑務所が地獄すぎたんだと思う!

 

12月8日  免業日 大祓い式に参加

大祓式は、体育館にて各区(1区から4区)の参加したい受刑者が集まり、1年の終わりということで今年の悪いものを取り除くために、白い紙人形に息を吹きかける」というものです。

日光東照宮から宮司さんが来て講義をしてくれました。

なんでも日本では、平安時代からつづく事のようで、年に2回行うようです。

ラジオは、クリスマスソングラッシュです。今回は、捕まってから5回目のクリスマスになりますが、シャバのことは忘れてしまい、この中で生まれて育ったような感覚になっています。

今の炊場工場でも、私が懲役に一番長く勤めています。

 

12月12日  並番  

今日は、グラウンド10周くらい走りました。千葉の人で、川越少刑から達年移送されてきた篠崎さんと話して盛り上がりました。

最近は、仲良い人も増えてきましたが反面でシャバっけが抜けない、人も多くグイグイ来ますので大変ですよ〜!!

長く勤めていると人との距離感を覚えますが、大体に、そういう方は、不正を行って懲罰に行っています。

作業では、ピロティー(食品の積み込み場)をやっていますが、各工場から食器、廃棄物の回収や食の積み込みをしています。

グラウンドで走り込みで、作業でも歩きまくりで1日最強の肉体労働です。

普通は、座りっぱなしの作業が当たり前なので、こんな幸せなことはないですね!!

 

12月15日 土曜日 免業

今日は、闇金融で捕まった小塚さんに金融の話を教えていただきました。

街金融で的な感じでやって、ノウハウを伝えられましたが、今の時代は1年くらいで捕まってしまうようです。

 

おすすめの記事