6月1日
今日は突然、担当の矢口から告知を受けました。
内容は黒羽の訓練に落ちたと、川越が通過したってことで矢口が間違えて私に7月1日から黒羽に行くととか言ったから信用した俺は家族や友人に移送を伝えてしまいました。
告知を受けてからも、矢口はヘラへらと笑っていた。
絶対に早くから知っていて黙っていたんだと思いました。
最低な性格をしてる男だと思いました。
これが懲役なのか?なんか違う気もするし近づきたくない男です。
オヤジ同士の中で、受刑者を嫌がらせした内容を笑いながら、はなしているらしいし。他の刑務官がいっていた。
こんなくるうしい状態なのに、いちいちふてくされてたら、この工場の絶対的な権力者、相手のおもうつぼだし。
9工場は川越少年刑務所で最低な工場だと思います。
絶対に負けない。
達年移送はいつだ〜?
6月3日
もともと訓練を待っていた立場で行くって決まってたことがなくなり怒りが出る前に諦めるしかない。
周りの人間はふてった方がいいと言っていたけどふてる元気すらありません。
自分を抑えて我を出さずに生活するのは大変ストレスを感じます。
俺の心をちゃんと考えてくれているのは結局誰でしょうか?
誰を信じたらいいのか、受刑者として互いがストレスを抱えている生活の中で心を許しあうのは大変なことです。
これは俺の人生だから一宮の仲間や家族を信じるべき。
6月5日
矢口は午前で帰っていたので一気に気が抜けた。
サイコーな1日になりましたが工場帽がなくなって部屋に帰ってきてテンパってます。
よくあることですが、刑務官が問題を起こしてクビになって欲しいです、担当を!過去にこんなに嫌いになった、担当はいないですし、もっと人徳のある方が多かった。
今は、受刑者イジしかない。
6月6日
本当に1日が長すぎます。
特にやるべきことも見つからずにただ座っているだけの生活で本も読む気にならず考えることと言ったら休み明けの帽子が工場にあるのか心配です。
もうこの懲役生活に飽きてしまって長すぎる。かえって、今が一番きつい時期なんのかもしれない!成長したいのに、できない苦しさ!!きっと何かをやめてしまうと、こんな状態になるんだと思った。
仕事も計算から下に落ちて勉強も教えることができず配食もわけわからん理由で外されあのオヤジになってからは9工が嫌になった。
ストレスばっか溜まります。