平成22年2月6〜27日 更生日記 (自動車整備の訓練に合格)

上の写真はまさに、川越初年刑務所内の自動車整備工場です。

2月6日

車の整備士のテストがあり国語、算数のテスト、面接がありました。

9工は車が何台かあり結構いい場所だと思いました。

山北のオヤジも私の事をよくしてくれてると思いました。

森さんや色々な先輩いたちがいました。

今週はずっと体調が悪く頭痛や揉め事が絶えませんでした。

義道、榊原、真田、手嶋、やす、と言い合いになり少し多いですね。

まっ俺らしいけどね。

ボブと母から手紙が来ました。

母に手紙を書いていないから相当心配してるみたいです。

次に出します。

ボブは相変わらず仕事ばっかりみたいですね。

 

2月8日

母面会にきた!

今日の午前中に母が千葉から面会にきました。私が手紙を書かないことで相当に心配してしたみたいです。

ごめんね!

おばあさんは、皮膚癌のようです、大丈夫かな?

お母さんが1人になり寂しくなってしまう、今日は泣いていました。

ごめんな。

 

2月10日

今日は訓練の合格発表があり4月から車の整備士3級同格を目指し第9工場で訓練に行くことが決まりました。

自分から出したので必ず合格したいと思います。

松本先生が「お前は頭が悪い、素直なところがかわれ合格した!、今のままでがんばれ!」と、言われた。

絶対に合格したい。

約1年間一緒にいた小野寺がいなくなった(出所に向けて釈ハン)、刑務所の力を使い偉そうにしてましたね。

一応覚えておく。

 

2月13日

最近はどうも調子が悪く作業での失敗、人間関係、何をとってもモヤっとしています。

懲役とは人と人の間に少々の距離を置かなくては、俺の性格上うまく行かない。

ずっと一緒だからいいときと悪い時がある。

話し合わないと問題は解決しない。

でもあと12工は1ヶ月半です。

俺は俺でやっていきたいと思います。

周りの人間はとてもいい人なのだが俺自体が癖がある為なんか大変ですわ。

 

2月16日

先日祖母から手紙ががきました、胃の中に突起物?がいっぱいあったそうです。

体は大丈夫かな?心配です。

一松の祖母も皮膚癌で一宮のおばあさんも2人して体を壊して何も出来ない自分が悔しいです。

これが懲役です。

 

2月27日

今週は面倒なことが多かったです。

古賀と揉めたりヤスと言い合いになったりまたまた配食の問題です。

ぐちぐち言われるなら少し距離をおいたほうがイラつかなくていいと思いました。

こんな考えで9工に行ったら大変なことになると思うが相手が俺を突き放すのであればこちらからつき放すのが礼儀だと思う。

嫌がられてるのに無理して近づくのが申し訳ないからさー。

またまた不満を書いてしまった!

3類集会にて、チップスター、アップルティー、こえだが出ました。

量を考えると少なかったが昼飯にはパンとドライカレー、さつまいも、りんごが出たので甘いものづくしだった!工場作業では堤に任せ、私はモタ作業に徹しています。

あと1ヶ月で第9工場に移動になります。

新たな工場に行く前、出所前には他の受刑者からの足の引っ張りがすごすぎます。まさに地獄の住人たち!!

 

 

 

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